◆◆ 日本刺繍作品展 ◆◆
1/25〜2/21
日本刺繍 とは、
絹糸で両手を使って、絹布に刺していく刺繍のことをいいます。
日本刺繍の歴史は古く、今から1600年〜1700年前に中国から繍仏
(繍仏とは仏像を刺繍によって表現する技法)として伝えられました。
日本で特に繍仏が広まったのは、寺や仏像が盛んに作られた推古
天皇の時代で、日本国内でも繍仏の製作が広く行われるようになり
ました。
その後長い年月をかけて、いろいろ工夫されながら、日本独自の
刺繍が出来あがってきました。主に着物や帯、相撲の化粧廻し、
日本人形等に用いられています。
現在、市販されている着物や帯に施されている刺繍のほとんどは
機械刺繍で、手作業による日本刺繍はとても少なく貴重なものに
なっています。
釜糸 日本刺繍で使われている絹糸は、釜糸と呼ばれます。
デザインによって、そのまま(平糸)で用いたり,釜糸数本で撚りを
かけたり、縒りの強弱によって光の反射を加減するなど、40種類
以上ある技法を使って繊細な模様を表現していきます。
また、複数の色を組み合わせる事で微細な色合いを表現する事が
出来ます。
※釜糸(撚りのかかっていない状態)
※刺繍台に絹地を張り、
糸に撚りをかけている
ところ。
◎一針一針、刺していきますので大変時間のかかる作業ですが、
機械刺繍とは比べ物にならない、絹糸独特の艶やかな美しさが
魅力です。
【額装・夜桜】
夜桜を124枚ほど、刺し縫いや、菅縫い、地引き
などの数種類の技法を使って、縫い上げました。
作者プロフィール
故佐原ヨシヒ氏により、日本刺繍と出会い、絹糸
のしっとりとした輝きに魅せられて日本刺繍を始
めました。
その後、紅会会員の岡崎文子氏に師事し、現在、
会津若松市内で日本刺繍教室を開催しています。
食彩アトリエ・あいづ家での日本刺繍作品展に
是非ご来場下さい。
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されています。
福島県立博物館主催で、
参加アーティスト約96名、出品作品約100点に上る漆美術の
一大イベントです。
あいづ家ギャラリーには、白岩夫妻の作品が展示されています。
白岩準市出品作品
「ROOTS」木製パネル、漆、金
●福島県立会津短期大学デザイ科卒。会津漆器技術後継者養成所卒。
●沈金師父守に師事。●漆芸家角田弘司氏に師事。
白岩有美出品作品
「ロバ」木製(桐)、漆、金、銀
●福島県立会津短期大学デザイン科卒。会津漆器技術後継者養成所卒。
●日本漆工協会奨励賞。河北工芸展福島県知事賞。
●ショップ工房『雙 sow』オープン。
フリーに見学できます。是非ご覧ください。
あいづ家営業時間
◎平日 11時〜19時 (15時〜17時は休憩となります)
◎日曜 11時〜16時
◎月曜 定休日
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